匠の技
材料問屋からスタートしたマコト軽金属はその後、時代の変化に応じ機械加工、ダイカストへと業容を拡げて参りました。 弊社は、事業拡大のため日本を飛び出し、フィリピンセブ島で従業員数10名未満の小さなダイカストメーカーとして創業開始し、現在では従業員数1000名を超すダイカスト、光学レンズ、金属加工、それらの部品を含めたユニット組立に携わる企業へと成長致しました。 今後も更なる成長を続けるために社員一人一人が常に学び続けようとする姿勢と、また少しでも良い製品をお客様にお届けしたいという思いを全社員の共通認識とし、日々精進を重ねています。 数多くの社員が日本へと出向き研修を重ねてきております。日本人駐在者によるフィリピン人従業員への技能、技術移転にも日々取り組んでおります。(既に進出後26年となるフィリピンでの新たな領域の技能獲得にも励んでおります)
社員一人一人の成長こそが会社の成長の原動力という考えのもと、継続的に社員を支援すべく教育プログラムを構築しております。 日本人から直接技術移管を受けた社員たちが、次の世代へその経験を引き継ぐことから始まった、人から人への継承。時間を掛けて組織的教育プログラムとして昇華され、日本の文化やクラフトマンシップがここフィリピンの地で脈々と受け継がれております。技術や知識を全社員に共有する仕組み、部署間の隔たりなく協力しあう社風が、実務の各場面で起こる問題の解決を可能にしています。今後も社内で受け継がれてきた日本の技術と経験を人種を超えた世代継承により次のステップへと踏み出す「MAKOTO’S STEP」としてより良い製品をご提供できるよう、常に改善を試みながら挑戦して参ります。